養育費算定表は、父母の年収と子どもの人数・年齢から、毎月の養育費の目安を確認するためのものです。
難しそうに見えますが、見る場所は4か所しかありません。下の図の①から④までを順番に見てください。
1 子どもの人数と年齢から、使う表を決めます
最初に見るのは年収ではありません。子どもの人数と、15歳以上の子どもが何人いるかを確認します。
たとえば、子どもが1人で10歳なら表1です。子どもが2人で、17歳と12歳なら表4を使います。
使う表番号が分かったら、裁判所の公式ページで同じ番号のPDFを開いてください。
4人以上の子どもに対応する表はありません。その場合は、算定表のもとになった計算方法を使います。
2 源泉徴収票や確定申告書から年収を確認します
次に、支払う側と受け取る側の年収を確認します。手取り額ではなく、次の欄を見てください。
会社員やパートの方は、源泉徴収票の「支払金額」を使います。自営業の方は、確定申告書の「課税される所得金額」を出発点にします。
給与と事業の両方から収入がある場合や、前年から収入が大きく変わった場合は、そのまま一つの目盛りへ当てはめられないことがあります。
3 支払う側は左の縦軸から右へ進みます
表の左側にある縦軸から、養育費を支払う側の年収を探します。
会社員やパートの方は「給与」の数字、自営業の方は「自営」の数字を見ます。見つけた数字から、表の中へ向かって右に進んでください。
4 受け取る側は下の横軸から上へ進みます
表の下側にある横軸から、養育費を受け取る側の年収を探します。
会社員やパートの方は「給与」の数字、自営業の方は「自営」の数字を見ます。見つけた数字から、表の中へ向かって上に進んでください。
縦軸から右へ進んだ線と、横軸から上へ進んだ線が重なる場所を見ます。重なった場所の色の帯が、毎月の養育費の目安です。
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計算例 子ども2人分の月額の目安を確認します
子どもが7歳と10歳で、支払う側の年収が715万2,000円、受け取る側の年収が202万8,000円の場合です。
この例では、表3を使います。支払う側は縦軸の725万円から右へ、受け取る側は横軸の200万円から上へ進みます。
2本の線が重なる場所は「月10〜12万円」の帯です。この金額は、子ども2人分を合わせた月額です。1人につき月10〜12万円ではありません。
仮に合計を月10万円とする場合、2人とも0〜14歳なので、1人あたり5万円ずつと考えられます。
間違えやすい3つの点
手取り額を年収として使わない
会社員やパートの方は、口座への振込額ではなく、源泉徴収票の「支払金額」を見ます。
子ども2人・3人の金額は全員分の合計
子どもが複数いる表の金額は、1人分ではありません。全員分を合わせた月額です。
色の帯は金額の幅を示している
「4〜6万円」と書かれている場合、算定表で確認できる目安は月4〜6万円です。1円単位の金額を示すものではありません。
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